PGA

Physician Global Assessmentの略で、全身性エリテマトーデスで使用する、疾患活動性評価方法の一つです。

全身性エリテマトーデスを評価する指標のまとめは、こちらのページを参考にしてください。

具体的な得点方法

臨床医が患者のSLE活動性を総合的に判断して、視覚的アナログ尺度(Visual Analogue Scale, VAS)や数値尺度を用いて点数化したものです。

0=活動なし とし、最大の疾患活動性を3として、点数化します。

包括的ではありますが、当然評価者間によって点数が異なる可能性があります。

そのため、PGA単独で疾患活動性の指標として使用されることはありません。

研究における使われ方

PGA単独で疾患活動性の指標として使用されることはないと言いましたが、SRI・BICLA・DORIS基準などの、複合指標の一部として使用されることがあります。

SRI・BICLAは共に、PGA・SLEDAI・BILAGを複合した指標です。

SLEDAIやBILAGは各臓器やデータの異常に基づいた指標なので、これだけで充分なのでは?と考える方もいるかもしれませんが、SLEDAI・BILAGも万能な評価方法ではありません

SLEの頻度の低い臓器障害の中には、これらの指標に含まれていないものもあり、必ずしもSLEDAI・BILAGで正確に評価できるとは限らないのです。PGAによって、これを拾い上げることができます。

詳細はSRI・BICLAのページを参考にしてください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

専門:膠原病リウマチ内科、内科
資格・所属:医師(MD) 
日本内科学会・日本リウマチ学会所属・大学病院勤務
患者さんから、(主に若手の)リウマチ科医師まで、膠原病・内科について広く知ってもらうことを目標にしています。皆さんで作っていくブログにしたいと考えていますので、お問い合わせフォームより、なんでも気軽にご相談・ご質問ください!

目次