ランダム化比較試験

全身性エリテマトーデス

A Phase 3 Trial of Telitacicept for Systemic Lupus Erythematosus

BLyS/APRIL二重阻害薬である、Telitacicept(テリタシセプト)の活動性SLEに対する第3相試験です。標準治療に加える形で使用することで、標準治療のみと比べて、主要評価項目であるSRI-4を有意に改善しました。
全身性エリテマトーデス

TULIP-2 trial

アニフロルマブ(月1回静注)は活動性SLEのBICLA反応率を有意に改善した、TULIP-2 trialを解説しています。グルココルチコイド減量効果や皮膚病変は改善しましたが、関節炎や再発率の低下は示されませんでした。
全身性エリテマトーデス

BLISS-LN post hoc解析

BLISS-LNの事後解析をまとめました。新規診断・再発、初回ステロイドパルスの有無、腎病理Class、蛋白尿の程度別に、BLISS-LNのアウトカムを評価しています。
全身性エリテマトーデス

BLISS-52 trial

活動性SLE(重症腎炎/CNS除外)で標準治療にベリムマブを追加したBLISS-52 trialを解説しています。プラセボに対して、52週での主要評価項目(SRI)を有意に改善し、グルココルチコイドを減量・再燃を抑制しました。
多発血管炎性肉芽腫症

RITUXIVAS trial

この論文のまとめ一言で言うと:腎病変のあるMPA・GPAに対してリツキシマブ(RTX)を初めて寛解導入で使用した論文で、RTXを投与するとシクロホスファミド(CYC)を減量できる可能性が示唆された背景:腎病変のあるANCA関連血管炎(AAV...
医学

RECITAL trial

RECITAL試験を注釈付きで解説します。結合織疾患関連間質性肺疾患(CTD-ILD)に対してリツキシマブとシクロホスファミドの効果・安全性を比較したランダム化比較試験で、皮膚筋炎や混合性結合組織病を含む点で唯一無二の点があります。