NEJM

全身性エリテマトーデス

TULIP-2 trial

アニフロルマブ(月1回静注)は活動性SLEのBICLA反応率を有意に改善した、TULIP-2 trialを解説しています。グルココルチコイド減量効果や皮膚病変は改善しましたが、関節炎や再発率の低下は示されませんでした。
全身性エリテマトーデス

BLISS-LN trial

BLISS-LN trialについて解説しています。(N Engl J Med 2020;383:1117-28.)ループス腎炎に対して標準療法に加えてベリムマブを追加することで、蛋白尿などを含めたアウトカムを改善させ、腎関連イベントを減少させました。
医学

SLS1 Trial

Scleroderma Lung Study Ⅰ(NEJM 2006)・強皮症性間質性肺炎に対する経口シクロホスファミドの効果を明らかにしたRCT。強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)に対して経口シクロホスファミド12ヶ月投与とプラセボを比較し、24ヶ月までFVC%・mRSSなどの指標は同等に改善した。(ただし、後の追加解析では、18ヶ月までは改善していたが、24ヶ月までにはその効果は消失していた)