リツキシマブ

全身性エリテマトーデス

BLISS-52 trial

活動性SLE(重症腎炎/CNS除外)で標準治療にベリムマブを追加したBLISS-52 trialを解説しています。プラセボに対して、52週での主要評価項目(SRI)を有意に改善し、グルココルチコイドを減量・再燃を抑制しました。
多発血管炎性肉芽腫症

RAVE trial

ANCA関連血管炎の寛解導入としてRTXとCYCを比較したRCTであるRAVE試験を要約しました。重症ANCA関連血管炎で、リツキシマブ+グルココルチコイドは、経口シクロホスファミド+グルココルチコイドに対し6か月寛解導入で非劣性であり、再発例で優越性示唆、安全性は概ね同等でした。
多発血管炎性肉芽腫症

RITUXIVAS trial

この論文のまとめ一言で言うと:腎病変のあるMPA・GPAに対してリツキシマブ(RTX)を初めて寛解導入で使用した論文で、RTXを投与するとシクロホスファミド(CYC)を減量できる可能性が示唆された背景:腎病変のあるANCA関連血管炎(AAV...
多発血管炎性肉芽腫症

RITAZAREM trial

再発性AAVの寛解維持療法をRTXとAZAで比較したRCTであるRITAZAREM trialについて解説しています。RTXはAZAより再発を有意に抑制しましたが、中止すると再発が増加しました。
多発血管炎性肉芽腫症

LoVAS trial

本邦で行われた、MPA・GPAのステロイド減量レジメンの有効性を提起したLoVAS trialについて解説しています。特にPEXIVAS trialの違いについても詳しく解説しています。
医学

RECITAL trial

RECITAL試験を注釈付きで解説します。結合織疾患関連間質性肺疾患(CTD-ILD)に対してリツキシマブとシクロホスファミドの効果・安全性を比較したランダム化比較試験で、皮膚筋炎や混合性結合組織病を含む点で唯一無二の点があります。
多発血管炎性肉芽腫症

PEXIVAS Trial

顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症の治療における、血漿交換とステロイド減量ドーズの存在意義を変えた論文であるPEXIVAS Trialについて紹介します。