膠原病リウマチ内科

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SLS1 Trial 追加解析

SLS 1の追加解析を解説。SSc-ILDに12か月の経口シクロホスファミドを投与したSLS1 Trialでは、その効果は24ヶ月にわたって持続するという結論であった。再度解析を実施したところ肺機能・皮膚・QOLを一時改善したものの24ヶ月ではその効果は消失していた。
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SLS1 Trial

Scleroderma Lung Study Ⅰ(NEJM 2006)・強皮症性間質性肺炎に対する経口シクロホスファミドの効果を明らかにしたRCT。強皮症に伴う間質性肺炎(SSc-ILD)に対して経口シクロホスファミド12ヶ月投与とプラセボを比較し、24ヶ月までFVC%・mRSSなどの指標は同等に改善した。(ただし、後の追加解析では、18ヶ月までは改善していたが、24ヶ月までにはその効果は消失していた)
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GiACTA Trial

巨細胞性動脈炎におけるトシリズマブの有用性を示したGiACTA Trialについて改めてまとめました。トシリズマブでCRPが低下するバイアスを排除するよう努め、また投与するグルココルチコイド量を規定している点が特徴です。